GoogleAnalytics自動レポート作成ツールのフィルタの設定方法について記載しています。
[設定]シートのセル[U18]以降にある[フィルタ]の欄で設定することにより、エクスポートする[デメンション][メトリクス]のデータを絞り込む事が出来ます。
1項目での絞り込み
[ディメンション][メトリクス]でフィルタをかけて、抽出したいデータだけに絞りこむことが出来ます。
例)デメンション
「ロンドンからアクセスしたデータ」
⇒「ga:city==London」
例)メトリクス
「広告費が10円のデータ」
⇒「ga:adCost==10」(単位が円の場合)
※ イコール(==)以外にも各種演算子を使用することが出来ます。
その他の設定の仕方は下記「演算子」参照
複数の条件で絞り込む1
■ AND条件
「; (セミコロン)」を使用することで複数の「AND条件」を設定することが出来ます。
例)「ロンドンからアクセスした、なおかつ広告費が10円のデータ」
⇒「ga:city==London;ga:adCost==10」
■ OR条件
「,(カンマ)」を使用することで複数の「OR条件」を設定することが出来ます。
例)「ロンドンからアクセスした、もしくは広告費が10円のデータ」
⇒「ga:city==London,ga:adCost==10」
複数の条件で絞り込む2
■ AND条件とOR条件の混在した条件
[フィルタ1]~[フィルタ3]まで条件を設定し[AND]の演算子を使用することが出来ます。
例)「自然検索もしくは有料検索からの流入でなおかつロンドンからアクセスしたデータ」
演算子
セグメントで使用できるすべての演算子と、これらがディメンションや指標でサポートされるかどうかを示しています。
演算子 | 説明 | ディメンション条件でサポートされるか | 指標条件でサポートされるか |
== | 等しいまたは完全一致 | はい | はい |
例: ga:city==London | 例: ga:adCost==10 | ||
!= | 等しくない、または完全一致でない | はい | はい |
例: ga:city!=London | 例: ga:adCost!=10 | ||
< | 小さい | はい(数値のみ) | はい |
例: ga:hour<12 | 例: ga:adCost<10 | ||
<= | 以下 | はい(数値のみ) | はい |
例: ga:hour<=12 | 例: ga:adCost<=10 | ||
> | 大きい | はい(数値のみ) | はい |
例: ga:hour>12 | 例: ga:adCost>10 | ||
>= | 以上 | はい(数値のみ) | はい |
例: ga:hour>=12 | 例: ga:adCost>=10 | ||
<> | 範囲(指定された範囲内の値)1 | はい(数値のみ) | はい |
例: ga:hour<>1_12 | 例: ga:adCost<>10_20 | ||
[] | リスト内(リストされた値のいずれか)2 | はい | いいえ |
例: ga:browser[]Chrome|Firefox|Opera | |||
=@ | 文字列の一部に一致 | はい | いいえ |
例: ga:keyword=@shoes | |||
!@ | 文字列の一部に一致しない | はい | いいえ |
例: ga:keyword!@shoes | |||
=~ | 正規表現の一致を含む | はい | いいえ |
例: ga:keyword=~shoes | |||
!~ | 正規表現の一致を含まない | はい | いいえ |
例: ga:keyword!~shoes |
※上記は[アナリティクス Core Reporting API]の[Core Reporting API – セグメント]より抜粋
https://developers.google.com/analytics/devguides/reporting/core/v3/segments
弊社では、上記ツールを使用したレポーティングサポート業務を提供しております。 |